学園長室

私が初めてあろ作品に触れたのは「とっても少年探検隊」の 「学鯨」の回でした.「とっても少年探検隊」の舞台である「私立原野否学園」, それが当学園のルーツです.

当学園の前身は私の作った小さなコミックスリストでした.高校時代, 沿線の古本屋行脚を繰り返し,いつのまにか揃っていたあろ作品の数々. それをまとめたのが始まりでした.

以来,私と同様にあろ作品に魅了された人々の有形無形の反響により, ただのコミックスリストが少しずつ発展し,現在のような形となりました.

私を含めて,あろ作品はなぜこれほど人々を魅了するのでしょうか. 続々と発表されたあろ作品の織り成す不思議な世界に共通するもの, それはひたすらでっかい世界観だったのではないかと思います.

日々,身の周りの小さな世界の中で生きている我々に, 物事の裏側から横から斜めから見て笑いとばしてごらん, そう呼びかけているかのような,あろ作品に時折現れる不思議とでっかい世界.

我々は,それに癒しを覚えているのかも知れません.

そして,あろ作品の中で特にでっかい世界. 無限まで広がる宇宙…,果てしなく続く雲界…, 矢荷成荘の廊下…,そして,原野否学園.

ここは広大な敷地を誇る,まさに未開のワンダーワールド. あろ作品のことをもっと知りたいという知識欲も, 未だ誰も踏み入れたことのない場所へと行ってみたいという冒険心も, あなたを満たしてくれることでしょう.

原野否学園への入学・訪問を歓迎致します.


略歴
grusの顔 ハンドルネーム、Grus.1974年長崎生まれ。 主な趣味は,マンガ,アニメ,コンピュータ,睡眠. 長野県のとあるメーカに勤める社会人2年目下っ端技術系サラリーマンとして コキ使われて疲弊する毎日を送っています。 今年の夏はインドネシアへの長期出張のためコミケにはいけません…。

全くもって個人的な拙文
おのぼりさんが行くコミックマーケット