作品紹介(8)
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作品名整備しちゃうぞ!
読みせいびしちゃうぞ!
初出1988年8月「サイバーコミック03」(バンダイ)
収録ぱらのいや劇場 弐 ページ数21
あらすじ  GUNDAM 1年戦争のインサイドストーリー。ザクパイロットと女整備兵のラブコメ(かな)
コメント  

   
作品名(秘)恋女房
読みまるひ こいにょうぼう
初出「ヤングアニマル」1996年No.19(白泉社)
収録ちょっち お・と・な▽ ページ数16
あらすじ  純愛ストーリーギャグだそうです。元暴走族総長のMrレディが、内縁の夫(?)の学校に弁当を届けにいくと…。
コメント  タイトルの(秘)はまるひ、で○囲みです。この作品は立ち読みしただけなので, 確認はしていませんが,なんか,このころの記憶に,あろ氏のMrレディもの というのに妙に納得していたような気がします.

   
作品名マジカル☆ヤンキー
読みまじかる☆やんきー
初出「コミックD」1997年12月号(リイド社)
収録マジカル☆ヤンキー 話数4
あらすじ  レディースの特攻隊長をつとめる亜藤礼奈(あどう・れいな)は、今夜も 夜の集会で走っていた。交機の白バイに追われていたその時、彼女は 光を放ち…、魔法のレディース、マジカルヤンキーに変身した?
コメント  レディース+妖精(魔女っ子?)という、いかにもあろ先生らしい取り合わせの この作品、非常にイイ味を出しています。リイド社で描くのは初めてらしいので、 このまま単行本1冊分作品が溜まるまでは、幻となる可能性があります。

   
作品名コーポ私立ぶんか学園 II
読みこーぽしりつぶんかがくえん
初出「コミックまぁるまん」1998年3月号(ぶんか社)
収録未収録 ページ数20
あらすじ  父の会社が倒産し、一家で移ってきた新しい家は、 なんと「学校」だった。少子化による生徒数減少のため、余った教室を 賃貸マンションにしたその学校には、ひとクセもふたクセもある住人ばかり。 果たして、その住人と「生徒」との共存は可能なのか…。 あろひろし氏が描く、都会での人付き合いとは…?
コメント  1997年の11月号に載った同名の作品の続編のようです (実は、私は前作は未読なのです)。なんとなく、矢荷成荘を思い出しますが、 出てくる住人は比較的「まとも」です(あくまでも、私の基準です)。 なんとなく、テーマが重たいので、おそらく、氏は「おもろい状況を 至って真面目に描くことで浮き出てくる面白さ」を表現しようとしている のでしょう。この作品を笑うことが出来たら、おそらくあなたは「通」です。

   
作品名みがわりアクシデンツ
読みみがわりあくしでんつ
初出「ウルトラジャンプ」1998年No.16〜No.25(集英社)
収録みがわりアクシデンツ 話数10
あらすじ  売れない役者の冴内健(さえない・けん)は,食いぶちを稼ぐために 割のいいバイトを探していた.そして,見つけたバイト先・グローバル= トラブル代理店の業務はと言うと…,身代わり屋?
コメント  現在,連載中ですが,うまくすればヒューマンドラマになりそうな気がします. 故・藤子F不二雄先生のSF短篇「殺され屋」とかなり酷似しており, 氏への哀悼の意を込めたオマージュである,と予想しますがいかに?

 …てなことを言っていたら,見事に10話で打ち切られました. ですが,お話としてはまとまっているので, このぐらいで終ってちょうどよい気がします. もしかしたら,変装のハウツーをネタにして そのトリックをからめた「うんちくもの」にするのかも,とか, 天才科学者と改造人間とを擁するライバル会社が出てきて 客を取り合いすることになったりするのかも, なんて期待していたのですが,そうなったらなったで それこそ収集がつかなくなったかもしれませんしね.
 全体を通しての感想ですが,結局,冴内くんの成長物語になってしまったのですけど, 途中,ラブストーリーに移行しようとした節があったものの, ライバルとなるべき緋色ちゃんの登場が遅きに失した感があります. ちょっと残念ですね.
 ラブストーリーと演技をからめたとしたら, 「今の自分の感情は演技なんじゃないか?」なーんて 「カレカノ」のようにモノローグで語り尽くすと今風でウケたりして.
 ああっ,なんか発想が同人誌的…(反省)

   
作品名ようこそP.E.Tへ
読みようこそ ぱられるあーすとらべる へ
初出「リイドコミック」1996年10月7日号〜1997年6月5日号(リイド社)
収録ぱらのい屋劇場 壱(ラポート版) 話数19
あらすじ  あなたの知らないもう一つの地球を訪ねてみませんか?
P.E.T(パラレル・アース・トラベル)は そんなあなたの旅のお手伝いをさせていただきます.
 こちらでご用意させていただいたツアーで物足りない方には, あなたのリクエストに応じた世界への旅にも柔軟に対応いたします.
 (詳しくは担当のP・A・N(パラレル・アドベンチャー・ナビゲーター) にお尋ね下さい)
 従業員一同,皆様のご利用をお待ち申し上げております.
コメント  いつの間にか,リイドコミックで連載されていた作品です. 申し訳ないことに,ラポートの作品集に収録されるまで 全く気がつきませんでした.
 作品はいわゆるショートSFギャクに分類されるものであり, 毎回2色カラー4ページの中でとにかくアイデア勝負! といった「ぱらのい屋劇場」と似たテイストを持っています. 中には,膨らませれば十分に16ページ程度の読み切りにも持っていけそうな アイデアもあり,それが4ページに詰まっているものですから, とっても濃厚な内容となっています.
 しかし,残念ながらリイドコミックの読者層とは合わなかったらしく, 打ち切りとなってしまったそうです.うーん,せめて私の目に届く 範囲の雑誌で連載されていれば….こちらとしても,未練の残る作品です. 具体的な内容ですが,「ドリフ大爆笑のもしもシリーズSF編あろひろし風」 と表現しておきましょうか.

   
作品名漂流会社
読みひょうりゅうカンパニー
初出1992(H4)年9月「スーパージャンプ秋の増刊号」(集英社)
収録ぱらのいや劇場 弐 ページ数8
あらすじ  不況による業績悪化のため,土地を売り払った会社に残されたのは, 社屋と社員と技術力のみ. そんな状況下のなかでも, 失われた土地を取り戻すために,「ビルとともに」奮闘する社員たちの姿をあろひろしが描く!  果して,彼らは無事土地を取り戻す事ができるのか?
コメント  ぱらのい屋劇場形式のショートギャグです. ぱらのい屋劇場のお題に「会社」があったとしたら,ちょうどこのような 作品になったのだと思われます. ちなみにこの会社は証券会社だそうです.

   
作品名お笑いクエスト 春の陣・秋の陣
読みおわらいくえすと はるのじん・あきのじん
初出1992(H4)年5月,1月「スーパージャンプ」11号,3号(集英社)
収録ぱらのいや劇場 弐 ページ数6
あらすじ  ショートギャグです.あらすじなんかありゃしません….
コメント  「スーパージャンプ」誌上にて,4人のギャグ作家が競作するという企画ものでした. 他の作家が誰だったのか失念してしまったのですが, 唯洋一郎と佐藤正がいたような気がします(自信なし). 果たして,この企画にテーマが存在したのか,また,どのへんが「クエスト」なのか よくわからんのですが,ぱらのい屋劇場用で残ったネタのお蔵出し, といったところです.ネタとして嫌いではないです.

   
作品名愛のムチ
読みあいのむち
初出1993(H5)年2月「スーパージャンプ」6号(集英社)
収録ぱらのいや劇場 弐 ページ数4
あらすじ  今日紹介するSMクラブ「愛の鞭」のナンバー1,柴木なじりチャンはちょっとツリ目の いかにも女王様ってカンジのカワイコちゃん! こんなにカワイイのにソフトSMからハードSMまでなんでもござれってんだから, 世の中捨てたもんじゃないよネ!
 でも,このお店,この娘だけじゃあないんダ!
 他の娘たちも粒揃いでトビッキリってんだから,もうアソコはビンビン,爆発寸前ダ!
 今なら団体割引もあるそうだから,これを機にSMに興味のない友人も誘ってみよう! なじりちゃんを希望するなら予約は必須だぞ!
コメント  「スーパージャンプ」に移籍(?)した初期の頃の作品です. 少年誌と青年誌の違いを「下ネタ」と考えたあろ氏が「SM」を テーマに試行錯誤したらしいのですが,あんまりウケなかったみたいです. 「みこ○り半劇場」などのエロ4コマ雑誌ならウケたかもしれません.
 ここからは個人的な印象になるのですが,少年誌と青年誌を比べて そこに出てくる「下ネタ」にあまり違いがあるとは思えません. 少年誌では所詮くだらない「エロ」を描いて, 本人には意味のわからない興奮をさせるだけですが, これが中学・高校生を対象にした青年誌になると,興奮の意味も理解しているし, 恋愛の疑似体験の要素がかなり入ってくるので,ちょっとだけ直接的な 描写の入った少女マンガ風のストーリーになるだけなのだと思われます. (ここでちょっと「グロ」が入ると一気に劇画誌になってしまいますが)
 あ,言い忘れていましたけど,あくまでも「エロコメ」での話です. 「うんちくもの」などの硬派な漫画はこの限りではありません.

   
作品名ザ・復讐
読みざ・ふくしゅう
初出1987年12月「有芸多F」(同人誌)
収録ぱらのいや劇場 弐 ページ数3
あらすじ  
コメント  
 
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