作品紹介(9)
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作品名ワニが翔ぶ
読みわにがとぶ
初出「ぱらのい屋劇場 弐」1998年9月(ラポート)
収録ぱらのいや劇場 弐 ページ数2
あらすじ  98年8月にあろ氏がゲストとして参加した「OTACON2」のレポートまんが.
コメント  よくある旅まんが…というより, あろ氏の生態に関するレポートのような気がします. コミックスの穴埋めに使われました. 

   
作品名Mr.味一番!
読みみすたー あじいちばん!
初出「YOUNG キュン!」1998年12月号(コスミックインターナショナル)
収録桃色物件 ページ数16
あらすじ  
コメント  

   
作品名下ジモの事情!?
読みしもじものじじょう!?
初出「プレイボーイ96年1/15増刊 PLAY GIRL」1995年12月(集英社)
収録ちょっち お・と・な▽ ページ数15
あらすじ  テレクラで知りあったキャリアウーマンが実は女医だったのだけれど、 専門が形成・泌尿器科
コメント   FAFA@justnetさんより情報を頂きました.

   
作品名それぬけ!星間マッサージ
読みそれぬけ!せいかんまっさーじ
初出1996年11月「プレイボーイ49号」(集英社)
収録ちょっち お・と・な▽ ページ数16
あらすじ  
コメント  これもFAFA@justnetさんより情報を頂きました.

   
作品名裏・はたらくおじさん
読みうら・はたらくおじさん
初出1996年「コミックNORA」(学研)
収録貸本 零号(同人誌) 話数4
あらすじ  女性レポーター(名前忘れた)と小さな王様こと働王(ワーキング)の 役目は、社会の影で活躍する様々な裏職業の紹介。 風の向きを変える人、戸籍を裏でこっそり書き換える人などが登場。
コメント  ちょうど「みるきぃライフ▽」が連載される直前あたりの 96年春頃,「コミックNORA」に隔月で3回連載されたそうです。 この情報は紅山さんより提供していただきました。

   
作品名センセイ出番です!
読みせんせいでばんです!
初出「BLT」1997年11月号〜2002年8月号(東京ニュース通信社)
収録センセイ出番です!(同人誌) 話数58
あらすじ  毎月,テレビで話題となった事柄に対して,あろ先生の解釈やコメントを述べる, という時事4コマです。
コメント  時事ネタが多い上、月イチの連載なので、 その時でないと意味が分からない場合もあるでしょうが, あろ先生の解釈のひねくれ具合がよくわかります.

   
作品名BOTTOMシスター
読みぼとむしすたー
初出「YOUNGキュン!」1999年1月号(コスミックインターナショナル)
収録桃色物件 ページ数16
あらすじ  ある朝,少年がその異様な感触と共に目覚めると,布団の中にはまたもや姉が! 少年の意志は完全に無視して,姉はあることを遂行しようとするが, 果たしてその目的は…?
コメント  18禁のヤング誌「YOUNGキュン!」に2度目に掲載された作品です. とりあえず,他作品のパロディではなさそうなのですが, 私の場合,はじめの数ページである作品の一シーンを思い出しました. それは,「ふたばくんチェンジ▽」の第6話 「双菜姉さん危ない変態!!の巻」で,酔っ払って帰った双菜姉さんが, 朝,ふたば君の寝床に裸で忍びこんでいる,という場面です. もしかしたら,セルフパロディなのかもしれません. (弟を洗面器扱いするかアレ扱いするかの違いしかない, と言われればそれまでかもしれません)
 肝心の内容ですが,ちゃんとオチていますのでギャグ作品として成立はしています. ただ,どうしてもケタケタ笑えるネタというのは難しいらしく, ニヤリとさせる程度の軽いギャグです. まあ,ケタケタ笑うことを目的にこの手の雑誌を買うわけではないので, それでいいのかもしれませんが.

   
作品名保護します▽
読みほごします▽
初出「YOUNGキュン!」1999年2月号(コスミックインターナショナル)
収録桃色物件 ページ数16
あらすじ  その昔,あらゆる学校でその存在が確認されたものの, 現在では古文書でしかその生態を推し量ることしか出来ない稀少種を「保護」すべく, 彼女はその学校に転校してきた.
 そして,日本からその種が絶滅するのを防ぐために, 彼女は観察日記をつけ始めたのだが….
コメント  次号予告から1カ月おいて発表となった「YOUNGキュン!」誌の3作目です. 1作目(ミスター味一番!)が完全なパロディであり,2作目(BOTTOMシスター)がセルフパロディ(もどき),そして,今作品で完全オリジナルとなったわけですが, 内容としては今回の作品が(いまのところ)一番優れていると言ってよいと思います.
 BOTTOMシスターのところで少し触れましたが, この手の作品でギャグを成立させるのは困難ですが,一連の作品を見た限り, シチュエーションを作るための道具としては役立っているようです.
 普通,18禁のエロ漫画は結果としてその「行為」を描写するために, そこに至るためのシチュエーションを用意しなくてはなりません. それがなくては,読者の感情移入を無視した同人誌となってしまうからです.
 このシチュエーションをおおまかに分類すると,
  1. 恋愛,凌辱,欲望の発露,犯罪,などリアリティを持たせるのを目的とするもの
  2. 「んなわけねーだろ」というようにリアリティを否定,つじつま合わせを目的とするもの
の2つに大別されるでしょう. (この他に,ひたすら物語を大きくして意味ありげに見せたいときにファンタジー世界を持ってくることもあり)
 ここで「シチュエーション自体がギャグ」という作品を得意とする あろ氏の作風は見事に2.とマッチしているように見えます. もしかしたら,あろ氏の主戦場はここにあるのかもしれませんね. (ちょっと複雑ですが…)

   
作品名保健の砦
読みほけんのとりで
初出「YOUNGキュン!」1999年3月号(コスミックインターナショナル)
収録桃色物件 ページ数8
あらすじ  学校の保健室は時としてカウンセリングルームともなる. 今日もまた,悩める少年が相談に来たのだけれども….
コメント  「YOUNGキュン!」誌での4作目です.
 雑誌では「スペシャル企画 第1弾」と銘打ってあり, 「YARUDAKE・夜」と同時に掲載されました. しかし,ページ数が通常の半分であることから, 単に苦し紛れに2つのネタをばらばらに使ったと思われます. これをサービスと受けとるか, ストーリー練り上げの放棄と受けとるかは意見の分かれる所かもしれません. ちなみに,私は後者だと思います.
 内容ですが,この手の漫画によくあるネタであり, 結局,何がやりたかったのか全く分かりません. この程度でも読者がついてくるかどうか調べているのでしょうか?

   
作品名YARUDAKE・夜
読みやるだけ・ないと
初出「YOUNGキュン!」1999年3月号(コスミックインターナショナル)
収録桃色物件 ページ数8
あらすじ  皆が寝静まった夜.閑静な住宅街の一角に位置するその家に 黒い影が音もなく侵入した.
 そして,侵入したその部屋に寝ていたのは….
コメント  「YOUNGキュン!」誌での5作目です. 同時掲載された「保健室の砦」でも触れましたが, スペシャル企画の第2弾だそうです.
 申し訳ないですけど,これもどこかで見たことのあるネタです. 雑誌の巻末コメントには「最近,脳ミソのシワが一段と減った気がする. ウ〜〜ン,ツルツル.」とあるのですが, ギャグというかシャレになっていないです.

 
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